変わらない日常

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「それじゃあやるか涼也」 優哉がそう涼也に言う。 「ああ」 そう言いにやっと笑う涼也。 「It's show time!」 優哉のその言葉と共にバーベキューセットに火がいれられた。 一方その頃優哉と涼也が在籍している3階の2年3組では授業が始まろうとしていた。 「ん?狩野と川島が居ないぞ。誰か2人がどこいったのか知ってる奴は居ないのか?」 教壇に立っている教師が生徒に言う。彼は2年生の理科担当教師の1人で名前を井野(イノ)という。 「そういや中休みから姿見てないよな?」 「俺も見てねえよ」 「あの2人の事だからもしかしたらまた何か面白い事やらかそうとしてるんじゃない?」 クラスの中でそんな声が聞こえだす。 すると窓側の生徒の1人がその異変に気づいた。
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