プロローグ ~残された者達~

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福山は約束の時間通りにやって来た。 「まあ座ってくれ」 リビングに案内して福山にそう言う。ちなみに両親は出掛けてしまって夜まで帰ってこない。 「さて福山、優哉の過去の話だが…結構長くなるけど大丈夫か?」 俺の言葉に福山は黙って頷く。 「そうか、それじゃあ始めるぞ。今回の話は優哉が最初に関わった事件だ。始まりは俺達が中学2年生のときだった…」 そう言って俺は話始めた。 優哉が最初に関わった事件の事を……
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