変わらない日常

3/25
前へ
/151ページ
次へ
「おい、もっと静かに運べよ」 「わあってるわあってる」 そう少年のうちの1人が答える。彼の名前は狩野優哉(カリノ ユウヤ)この中学校の2年生だ。 そんな彼に注意をしたのは川島涼也(カワシマ リョウヤ)優哉と同じく2年生で優哉の幼なじみだ。 そんな中2人は屋上でおもむろにある準備を進めていた。 「涼也準備できたか?」 「おうOKだぜ」 そう言って涼也が動くとそこには小型のバーベキューセットが。準備よく炭も鉄板も設置されている。 「よっしゃそろそろ始めるか」 そう言う優哉の手にはいつの間にか牛肉と割り箸と焼き肉のタレが。 そうこの2人組は学校の屋上でバーベキューをするというとんでもない事を考えていたのだ。
/151ページ

最初のコメントを投稿しよう!

581人が本棚に入れています
本棚に追加