ありと告げむ

2/3

1人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
          朝      忍   鹿霞     告び   火     げつ  鳴屋     むつ  くが     児あ  か下     もり  はの     がと  づ     も 朝霞の中で、鹿火屋の火が田を荒らす鹿を追っている。だけど気付いて!その田には僕ら蛙がいるんだってことを。人知れず悲しみの涙を流しているんだってことを。 生活の苦境に愚痴ひとつ言わない子供にあてた、父の優しさの歌ではないかと。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加