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機動六課解散から約半年。
場所は聖王教会のカリムの部屋。今はシャッハと話をしていたカリムだった。
シャッハ「一通り仕事は片付きましたね」
カリム「そうねぇ~」
シャッハが淹れたお茶を飲みながらカリムは外を見ていた。
カリム「そういえば最近してないわね、アレ」
シャッハ「アレって、『プロフェーティン・シュリフテン』ですか?そんな毎回毎回使ったって予言がそう簡単に出てくるわけが……」
シャッハがそう言い終わる前にカリムは既に部屋のカーテンを閉めて電気を消していた。
シャッハ「人の話は最後まで聞きましょうよ!」
カリム「まぁまぁ、物は試しよ?シャッハ」
笑いながらシャッハをなだめるカリム。既にやる気満々だった。
シャッハは呆れながら結局、カリムが始めるのを見ていた。
カリムが開始してから数分後、一枚の紙が光りそこから文字が出てきた。
シャッハ「本当に出てきた……!騎士カリム、予言は?」
カリム「待って!ちょっと解読に時間が掛かるし………それにパッと読んだ所、この予言は………」
そう言うカリムの顔はかなり真剣になっていた。
カリム「(コレの解読は時間が掛かる。もし解読したとしてもおいそれと管理局や連邦に話すことは出来ないわ)」
シャッハ「もしかして……かなりな内容だったりしますか?」
カリム「えぇ。解読次第では……そうなる内容です」
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