うたいつづけるとき

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sideK 仁が心を閉ざしはじめたころ 俺は 何を探せばいいのか どこへ向かうべきか わからなかった… 仁はもがいて苦しんでるとき なにもしてやれなかったんだ だって 仁にとって 俺の優しさも仁の優しさも 上へ、てっぺんに向かうには 邪魔だと…思ってたから 仁への愛さえ、 俺は見ないふりをした 救いの場さえ 与えてあげれなかったんだね…
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