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「あぁ、やっぱり幻には終わらなかったか」
その場にしゃがみこんでしまった亀梨
「忘れてください
そして明日からまたよろしくお願いします」
差し出された手
俺の気持ちと亀梨の気持ちが同じだって
叶わないものと思いこんでた俺には
整理するまでに時間がかかった
答えを待っていたの時間
亀梨がどれだけ長く感じていたか
「俺もたぶん一生お前が好き
一生片思いしてもいいくらい好き」
やっと出た俺の声は
思いのほか小さく
さらに俯いてしまったため
めちゃくちゃカッコ悪かった
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