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「朱夏!瞬!」
片膝を床につけ、両手を広げて2人の名前を呼ぶ。
すると2人は、垂れていた犬耳をピクリと反応させ(幻)、勢いよく起き上がると、その勢いのまま俺の腕の中に駆け込んできた。
くっ、可愛い!!
結構な勢いで飛び込んで来たため、2人の頭がなかなか良いところに入り、かなりのダメージを受けたが、この2人の天使がしたことなら、腹に残る痛みでさえもいとおしい。←
2人をむぎゅっと抱き締めると、朱夏は苦しいと文句を言いながらも、ケラケラと笑い声を上げ、瞬は俺の首に自分の腕を回し、ぎゅうっとしがみついてきた。
可愛すぎる!!(2度目)
「皆ー、ごはんよー」
俺と朱夏と瞬のイチャイチャタイムはそんな母さんの言葉によって、強制的に終了となった。
正直飯なんかよりもこっちを優先したかったが、そんなわけにもいかず、大人しく2人を脇に抱えて移動した。
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