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「全く…レン!!!」
七夜にしては珍しく怒っているのか、少しだけキツい口調で白レンを呼ぶ。
「あら、無事だったのね…バカ七夜。」
七夜の目前に水面の様な歪みが形成され、其処から白レンが出て来る。
「…何でそんなに怒ってるんだよ??
一体、俺が何をしたって言うんだ。」
「あ、貴方を送り込めば必ずやってくれると思っての行動よ!!!//
ま、まあ……案の定、読みは当たっていた様ね…ご苦労様。」
七夜は呆れた様に、フッ…と笑う。
「幾ら俺でも、敵の目の前へ送られちゃどうしようも無いぜ??
随分と計画性のある読みだったな??」
ニヤニヤと笑いながら皮肉を言う。
もう既に怒りは感じていない様で、白レンをからかい始める。
「う、五月蝿いわね!!///
結果が全てよ!!!//」
等と、滅茶苦茶な事を主張する。
「全く、先が思いやられる…。」
溜め息を吐き乍、七夜が言った。
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