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｢はあ……マズいな……｣
溜め息を吐き乍歩く､志貴｡
それも当然､後が無くなってしまったのだから｡
｢レンを庇ったのは良いけど､俺がやられた時に１人で戦わせる訳にもいかないよな…｡｣
どうやらレンを気遣っての溜め息だった様だ｡
｢………………｡｣
――志貴に向け､小さくガッツポーズをするレン｡
"頑張ろう"との意思表示らしい｡
｢ふふ､そうだな…頑張ろうか､レン｡｣
志貴はそんなレンの頭を､笑いながら撫でた｡
――――その時｡
｢………さて､行くわよ七夜!!全面戦争よ～ッッ!!!｣
と､辺りに白レンの声が響き渡った｡
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