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一方、2人のレンは対峙していた。
「貴女、意外とやるのね…!!」
「………………………。」
力は互角…と言った所か、双方とも未だに無傷であった。
「せぇいっ!!!!!」
白レンの掛け声と共に、雪玉がレン目掛けて投擲される。
「……………!」
レンはそれを難無くかわし、反撃を試みる。
が、それもまた白レンにかわされる。
これを約一時間、繰り返していた。
双方、様々な方法を以て攻めてはいるが、どれも決定打には成らなかった。
「はぁ、はぁ……埒が明かないわ!!!七夜!!来なさいッ!!!七夜~~!!!!!」
白レンは突然、七夜を呼びに何処かへ行ってしまう。
それを見たレンは透かさず、志貴を呼びに行く。
―――結局、志貴同士の戦いに成ってしまいそうだ…。
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