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「土方さん。」
「あ??」
”俺、最近悩んでんでさ…”
振り返ってみると、いつも以上に真剣に悩んでいるらしい総悟が座っていた。
「どうした?」
「相談聞いてくれやすか?」
「ん、あぁ。」
そう言うと、総悟の顔は一瞬明るくなった…が、またさっきの真剣な表情に戻る。
再び、口を開いた。
「あの、ですねィ…最近俺、おかしいんでさ。土方さんを見ると、…」
そこで止まり、口を紡ぐ。
微かに赤くなった頬が土方の予想を確信させる。
「俺が、何?」
「俺、病気かもしれやせん!!」
顔をあげて必死に訴える総悟。
意味わかんないんだけど…。
……。
「うっ、う…ひっ…。」
「え、ちょっ?!」
最終的に泣き始めた総悟。
え、なに!?
俺なんかした…!?
、
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