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「土方さ…んのせ…でさ。」
「だから、俺が何なんだよ…。」
「笑わないで聞いて下せぇ。」
「あぁ、分かったから。何?」
総悟は袖で涙を拭うと、下を向いて話しだす。
「最近、俺、土方さんを見ると、心臓がドキドキゆうんでさ…。もぅ駄目です、病気なんでさ!俺、もぅ死ぬんです!」
はっ!
なんだこの可愛い生物は。
え?何?!俺死ぬよ?
悶え死ぬよ!?
「ぶっ、おま、お前まじで言ってんの?」
「わ、笑わないで下せぇ!」
天然もここまでくるとあほだな。
ま、可愛いけど。
「今も、なんか胸のあたりがおかしいん…んンっ…///」
俯く総悟に不意にくちづけた。
心拍数をあげる総悟の心臓の音が唇にまで響いてくる。
「は…ぁ、土方さ…ん?」
総悟はびっくりしたのか「?」を浮かべて、俺を見ている。
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