9人が本棚に入れています
本棚に追加
「心配すんな、死にゃしねーよ。」
そう言って、総悟の耳を俺の胸に引き寄せてぎゅうっと抱きしめる。
「え、ちょ。土方さん…//」
おどおどしだす総悟。照れてるんだろうか。可愛い。
「お前、可愛いな。」
「え、じょ…冗談はやめて下せぇ//」
「冗談じゃねーよ、別に。」
立ち上がって、部屋の扉を開ける。もちろん、策略的に。
「あ、待って下せぇ。」
すると案の定総悟は立ち上がって、俺の袖を掴んだ。
「もぅ少し居て下せぇ。」
「何で?」
悪戯っぽく、笑って聞いてみる。
すると総悟は、俯いて口を紡ぐ。
「総悟、俺のこと好きか?」
俯く総悟は顔を上げて、驚いた顔をしている。
「はぁ…。」
取りあえず扉を閉めて、元の場所に座った。
、
最初のコメントを投稿しよう!