彼・21歳

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ナオヤの、将来の夢をきいた。 「なあ、ホストでお金貯めて何がしたい?」 「俺は、店を出したい。服のな。そのためのお金。たまったらすぐやめる」 はっきりと夢を持ってるナオヤが、 適当に過ごしてる私とかけ離れてる気がして尊敬した。 ナオヤは本当に「綺麗」だ。 サラサラの髪の毛、 キレイな指、 茶色い目、 夢を語る横顔。 隣りで同じ空気を吸えてると思っただけで 幸せな気分になった。
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