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「いいんですか総理?」
ここはどこかの会議室。
1つの大きな机とふかふかの椅子が十数個、椅子にはいかにもお偉いさんとわかる身なりをした大人が座っている。
その中でも机の奥の一番豪勢な椅子に座っているのが現日本の総理大臣。
総理は口を開いた。
「しょうがないだろう、もうこの国は終わりだ・・・・イジメや犯罪が多すぎる、一度リセットするしかないんだ」
総理は小さく頭を抱えた。
「しかし、他に方法はないんですか?」
みな同じように頭を抱えている、上層部がここまで困るほど日本はおかしくなってしまったのだ。
「方法などない・・・・もうないんだ!!
あの計画しかないんだよ」
「本当にあの計画をやるんですか・・・・」
あの計画・・・・お偉いさんが口々に言うあの計画とは
“罪にならない銃計画”
簡単に説明すると罪にならない銃を国民に渡し、自由に人殺しを行ってもらうということ。
なぜこんな計画にしたかと言うと、後から他国に責任を問われた時、『使った国民が悪い』と責任を逃れるつもりなのだろう。
しかし、こんなめちゃくちゃな言い分が通用するわけがない、その時がきたら自分で自分の命を絶つ、それくらいの覚悟のもと行うのだ。
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