953人が本棚に入れています
本棚に追加
水木が帰って、オレはかなり安堵の気持ちでいっぱいだった。
『まじこいつマシンガンで蜂の巣にしてやろうか?』
と目が殺気走りしたぐらい水木に苛立っていたからだ。
まあ、いいだろう。やつはもうここにはいない。
妖怪は妖怪らしく、おとなしく『成仏』してなっ‼
しかし安心も束の間、周囲をみわたすと、常田がアゴで『 あれ、あれをみろよ 』みたいなサインを出す。
ふとアゴの指す先をみてみると…
Σ( ̄□ ̄;)あ゛‼
ゴンザレスがウルウル泣いているよ…。
さらに常田の方を見ると
おまえが わるい
ヤツを なんとかしろ
というサインを出してきやがった。
通常ならそんなサインを『軽くスルー🎵』しちゃうとこなんだけど、男は友に命をかけてなんぼだ。
てかこの合コン…。
オレは持ち合わせがない為に常田に盛り上げ担当になる代わりにゴチになるって『悪魔に魂を捧げる契約』の如く身を売っていたのだ。
普通にそこまで熱い友情なんて存在はしないですから❗
そう、世の中は『金』が全てですから‼
最初のコメントを投稿しよう!