。゚第2章゚。

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カランカラン 店員「いらっしゃいませ。お二人様ですか??」 ニッコリと笑う店員さんが出迎えてくれる。 母「いえ、待ち合わせで、、、あっいました!!」 お母さんの目線の先には男の人が手をふっている。 案内しようとする店員さんを無視して どんどんと男の人に近づくお母さんの後を追う。 母「こんにちは。ごめんなさい。遅くなって。」 父「いえいえ、私達も今来たとこですから。」 優しそうに笑う笑顔に 安心した。 正直、変な人だったらどうしようと 少し不安だった。 母「そうなんですか!!あっ、この子が娘の歌南です。」 「歌南です!!よろしくお願いします。」 私は深々と頭を下げる。 父「君が歌南ちゃんか。会えて嬉しいよ。それに可愛いね。」 「あ、ありがとうございます。」 こういうのが苦手な私。
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