21人が本棚に入れています
本棚に追加
破壊された町、燃え盛る炎、そんな中一人の少年が指に光を宿し魔法陣を描いていた。
「グレイ!それを使っちまったらお前は.....もう...」
「あぁ..だけどもうこれしか方法は、残って無いんだ....後のことは、任したぜ相棒。」
グレイは、そう言うと魔法陣によって出現した光の玉を右手の上に浮かせながら前方の燃え盛る炎に突っ込んで行った。
「グレイィィィィィ!!!!」
ジリリリリリリリ......
パチッ
隼人は、左手を天井にかざしている状態で目を覚ました。
「ゆ、夢....」
だたそう呟き、隼人は体を起こした。
「なんか最近、毎日同じ夢を見るよな~。」
「隼人~。起きたの~?今日は、高校の入学式でしょう。入学早々遅刻なんてしないでよ~。」
「はいはい!分かってるよ!」
母親にせかされながら隼人は身支度を整え1階のリビングへと降りて行った。
~リビング~
「隼人、今日は、塾もあるんだからしっかり勉強してくるのよ!」
「は~い。分かってるよ。ハァ、面倒だなぁ。」
最初のコメントを投稿しよう!