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「魔理沙ぁっ!」
霊夢は地面へ落下する魔理沙を抱き止めた。
「…はぁ…はぁ…」
魔理沙は肩で息をしている。
「魔理沙っ!しっかりして…って、すごい熱じゃない!?」
「…確かに…熱い…な」
自分の額に手をあてる。
「あんた何でそんな体調崩した状態で来んのよ」
「…‘また明日’…そう…言った…だろ?」
「馬鹿、だからって…」
霊夢は半ば呆れながら微笑した。
「まぁ…いいわ」
霊夢は魔理沙を神社の中へ運んだ。
霊夢の寝室
そこに魔理沙は寝かされていた。
「ほら、お粥作って来たわよ」
お粥を枕もとに起き、隣に座る。
「…食欲ないぜ…」
「食べて少しは体力つけないと治らないわよ?」
「…食べる気力がないぜ…」
呆れた顔をした霊夢を見て、魔理沙はニヤリと笑った。
「霊夢…食べさせてくれ…」
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