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「ふ、ふん!私を誰だと思ってんのよ//」
霊夢はそっぽを向くが、すぐに魔理沙へ向き直って微笑んだ。
「あんたへの思いは誰にも負けないわ…」
「お、おぅ…//」
今度は魔理沙が顔を赤く染めた。
赤い顔を隠すために布団を顔までかぶる。
「クスッ、あんたでも照れる時があるのね……可愛いわ…」
「…っ~///」
そこには誰も踏み込めない、二人だけの空間が出来ていた。
魔理沙はなんとかお粥を食べ終え、体温計で熱をはかることにした。
「何度?」
「ん」
霊夢に体温計を見せる。
「38.5度…高いわね」
「このくらいの熱、気合いで下がるぜ」
「はぁ、あんた今まで風邪の時何してたのよ…」
「寝てたら2、3日で…治ったぜ?」
「はぁ…」
霊夢はもう一度ため息を吐いた。
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