イチ

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  「ふ、ふん!私を誰だと思ってんのよ//」 霊夢はそっぽを向くが、すぐに魔理沙へ向き直って微笑んだ。 「あんたへの思いは誰にも負けないわ…」 「お、おぅ…//」 今度は魔理沙が顔を赤く染めた。 赤い顔を隠すために布団を顔までかぶる。 「クスッ、あんたでも照れる時があるのね……可愛いわ…」 「…っ~///」 そこには誰も踏み込めない、二人だけの空間が出来ていた。 魔理沙はなんとかお粥を食べ終え、体温計で熱をはかることにした。 「何度?」 「ん」 霊夢に体温計を見せる。 「38.5度…高いわね」 「このくらいの熱、気合いで下がるぜ」 「はぁ、あんた今まで風邪の時何してたのよ…」 「寝てたら2、3日で…治ったぜ?」 「はぁ…」 霊夢はもう一度ため息を吐いた。  
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