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「~🎵」
霊夢は境内を掃除していた。
「おいおい、いつも食っちゃ寝ぇのくせに今日は珍しく真面目に働いてるんだな」
今まで入院しててなかなか会えなかった人物。
ずっと聞きたくてしかたがなかった愛しい声…
「わ、私だって…真面目に働いたりだって…するわよ…」
涙で前がボヤける。
「そうだ!
縁側に忘れてった帽子…気づいてくれたか?」
「わざわざ、あれを渡すために…あんなッ…回りくどいこと…するんだから…」
「し、しょうがないだろう?
あれ…なかなかうまくできなくていっぱい時間くってさ…
いざ渡すとなると…照れるんだからな//」
よっ、と霊夢の前へ降りた。
「まぁ…ただいまだ。霊夢…」
「馬鹿魔理沙…おかえりっ」
二人は抱き合う。
部屋のちゃぶ台には霊夢と魔理沙の人形が仲良く手を繋いでいた。
END.
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