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言っている意味がまったく理解できなかった。
夢の先?
コイツ勉強しすぎて頭が可笑しくなったんじゃないのか?
純粋にそう思った。
「来るのか、来ないのかはっきりしろよ!
時間がないんだから!」
奴は焦っているようだった。
オレは少し悩んだ後、一緒に行くことにした。
夢の先に興味なんてなかった。
そもそも、夢の先なんて信じていなかった。
それでも、一緒に行こうと思ったのは、
退屈しのぎにはちょうどいいと思ったからだ。
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