33人が本棚に入れています
本棚に追加
/48ページ
ケルト神話上の神器――クラウ・ソラスを見た時、レミリア・スカ―レットは死を覚悟した。
"運命"でも、自分の心臓が貫かれるのを見た。
だが、その運命は突然変わった。
レミリアを持ち上げていた手は離され、レミリアは地面に落ちる。
咳き込みながらアブディエルを見上げると、彼は正面扉を見ていた。
「久しぶりだな、八雲 紫。」
アブディエルの視線の先。
ソコには次元の裂け目――スキマから半身を乗り出した女性、八雲 紫が居た。
最初のコメントを投稿しよう!