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「・・・・・・。」
辺りは静寂に包まれる。
「緊急事態なわけね、でも対策はあるの?」
静寂を破り、西行寺 幽々子は八雲 紫に問い掛ける。
「残念ながら無いわ。ただ当分の間は迎撃態勢に入ってもらう事ぐらいね。」
八雲 紫の言葉で多少は空気が軽くなる。
それなら簡単な事だからだ。
だが、話は簡単に解決出来る事態では無かった。
博麗神社の鳥居。
その上には人影が立っていたが、誰も人影の気配に気付く事は無かった。
「幻想郷・・・思っていたより制圧は楽そうだな。」
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