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「ナイフをしまえ、人間。」
「残念ながら、ナイフをしまえないわね。」
「そうか・・・なら。」
そう言い、人影は瞳を閉じる。
その瞬間、宙に浮かんでいたナイフが紅い絨毯へと落ちる。
「・・・!?」
「無理矢理入らせてもらう。」
それを見た十六夜 咲夜は目を見開く。
「何をしたの?」
「私の能力、"自分に干渉する能力を無効化する程度の能力"の前には貴様は勝ち目が無い。今、ナイフという媒体に込められた、"私に刺さるように止められた時"を無効化した・・・それだけだ。」
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