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「幽々子さまー!どこですかー!」
妖夢は白玉楼の広い庭を駆け回っていた。
いつも通り広大な庭の手入れをある程度終え
屋敷に戻ってみるとそこに幽々子の姿はなかった。
普段であれば
「妖夢、ご飯まだ?」
や、
「庭は少し手入れしなくても死なないわ、でも私はお腹が減って死にそうなの」
などといつも手入れの邪魔をしてくるはずだが
今日はそれもなく、屋敷に戻ってももぬけの殻だった。
…これは絶対何かあったに違いない
妖夢はそう確信し、更にスピードを上げ、庭を探し始めた。
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