心に住まう君を殺す野獣

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理由はない 本能が求めてる 血を啜れと 愛しき者を殺せと この身に秘めしは獣か… それが運命(サダメ)でも 其の鎖を断ち切りたい この手は紅き血で濡れている 白い君を抱くには あまりにも汚れていて 時が過ぎていく 戻らないと知っている 其れが切ない 君の手で、其の胸で 我は死に逝く
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