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「ユチョン…」
病院のベッドで眠っているユチョンに悲しそうに名前を呟いているジェジュンがいた。
「ユノ‥俺のせいでユチョンは眠ったままだね…」
「ジェジュンのせいなんかじゃない‥自分を責めても仕方ないだろ…?」
「俺がユチョンを呼び止めなければ起きなかった事故なのに‥韓国から戻ってきたチャンミンになんて言ったらいいか…」
「ジェジュン…」
そう‥チャンミンを見送ってから数日後、仕事の帰り俺たちより前を歩いていたユチョンをジェジュン呼び止めた瞬間にスピード違反をしていた車に跳ねられた。
俺たちの目の前で…
「ジェジュン‥死んだわけじゃないんだからユチョンが目を覚ましたときにいっぱい謝ろ?それまで、俺たちにできることを精一杯しよう。な?」
「うん…」
正直なところ‥いい機会かなって思っていたりする。
ユチョンの記憶が戻ってくれればチャンミンの笑顔がまた見れる。
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