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「2人とも色々世話になった。お陰で家に帰れそうだ。」
洗練剣・グランシャインを携えて旅人はギュウとスヨンに言葉をかける。2人は少し後味の悪さに渋っているが、旅人は凄い笑顔だ。
「おっさん、もっと上等な剣にすれば良かったんじゃない?その剣、中の上クラスだよ。」
スヨンが旅人に質問する。
「やはり長年使っている種類が私には合うのでこれにしたんだ。」
「まっ今更どうでも良いんだけどね。」
旅人の言葉を右から左へ受け流すギュウ。
「ではまた、じゃあな。」
去って行く旅人の背中を見送りながらギュウとスヨンは口にする。
「…もう会いたくないな。」
「同感です。」
お互い疲れた身体を動かしながら街へと戻って行く。
「まぁあのおっさんのお陰でレベルが15上がったからヨシとしときますか。」
「そうですね。もう朝になりましたが、家に帰りますか?」
「朝〇ックしてから帰ろぜ。」
「はい。」
二人はむりくり納得してマク〇ナルドへと足を運ぶのだった。
―END―
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