第二話:旅

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 「2人とも色々世話になった。お陰で家に帰れそうだ。」 洗練剣・グランシャインを携えて旅人はギュウとスヨンに言葉をかける。2人は少し後味の悪さに渋っているが、旅人は凄い笑顔だ。 「おっさん、もっと上等な剣にすれば良かったんじゃない?その剣、中の上クラスだよ。」 スヨンが旅人に質問する。 「やはり長年使っている種類が私には合うのでこれにしたんだ。」 「まっ今更どうでも良いんだけどね。」 旅人の言葉を右から左へ受け流すギュウ。 「ではまた、じゃあな。」 去って行く旅人の背中を見送りながらギュウとスヨンは口にする。 「…もう会いたくないな。」 「同感です。」 お互い疲れた身体を動かしながら街へと戻って行く。 「まぁあのおっさんのお陰でレベルが15上がったからヨシとしときますか。」 「そうですね。もう朝になりましたが、家に帰りますか?」 「朝〇ックしてから帰ろぜ。」 「はい。」 二人はむりくり納得してマク〇ナルドへと足を運ぶのだった。                ―END―image=66454804.jpg
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