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だるい。
それが机に座り込む私の唯一の感情。
中学と変わったことは問題の難易度があがったことと授業をサボりたいという気持ちが芽生えただけ。
なんのために私って生きているんだろうか?
私は中学三年生の部活引退後にそれを考え始めた。
幼稚園、その時はまだあまり難しいことを考えれずに日々キャッキャ騒いで遊んでいただろう。
そして楽しかったはずだ。
小学校、自意識が強く出始めてこれからの自分の立ち位置、これからの人との関係を決める一番大事な時期。
その日々は幼稚園とは違い、将来の役に立つかも分からない授業を真面目に受けながら友達とスポーツをしたりする充実した毎日。
そしてその日々は楽しかった。
中学一年生、いきなり学ぶ場所が変わり、新しい友達や先輩に出会う時期。
その時期は将来に直結する時期で、何をしたいか、何になりたいかを考えて部活などに入り、そこで上下関係や社会性を学ぶ。
今思えばそこで夢と言うものを見つけられた人はきっと充実した人生を必ずおくれるだろう。
それを目標に目指す日々はきっと毎日大変で忙しいけど、その分暇がなくて、楽しい毎日になる。
そしてその日々は真面目に授業もうけたし新たな友達関係もできて充実してた。
中学二年生、この時期は受験に向け少しずつ真面目に授業を受け始めなければいけないめんどくさい時期。
それでも大半の人は友達と喋り、楽しんだ日々を送っただろう。
私はなんのためになるかも知らずに真面目に授業を受けた。
頭は良くなった。
そしてその分、人生が楽しくなくなってきた。
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