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「うん!やっぱり貴女の瞳には力がある。貴女には芸能人になる素質があります。」
“ええ~。瞳って…でもこれは褒められた…のよね?喜ぶところだよね”
「あ、有り難うございます。」
私は、山本さんに笑顔で言った。
「うん。笑顔も悪くない!磨けば光る…
もし今お時間がありましたら、近くのカフェで詳しくお話をさせて下さい。」
“この娘は笑顔と瞳にパワーがあるな…。”
「えっと。少し考えさせて下さい…」
私は、何となく疑心を拭えなくてそう答えた。
「そうですか…残念です。気が変わったら、何時でも名刺の事務所の番号に掛けて下さい。私直通ですので。」
「は、はい…」
私はそう言って、山本さんと別れた。
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