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「瑠璃羽の声はよく響く声だから、覚えていたんだよ。」 山本さんはフッと笑って去年の今頃を思い出しているようだった。 「さあ、思い出話は後だ!スケジュール確認だ。」 山本さんの仕事モードに触発され、私も手帳を取り出して座り直した。
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