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三時間目の数学。
進学校だけあって中学とは比較にもならない程に、授業の進行速度が早い。
「ふぁ」
授業の内容は理解出来る。
だが、そんな事より眠くて眠くてしょうがない。
先生の話がお経のように鈍よりとしてるのに、よく皆聞けるな。
俺は一階から見える空を眺めた。
風が強いのか雲が動くのが、早い。
「……寝みい」
日差しが良すぎるな。流石に窓側の席だ。
眠気で船を漕いでいると、
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