161人が本棚に入れています
本棚に追加
「じゃ、時間なんでまた明日~。お疲れ様で~す。」
ヒラヒラと手を振り、ミクは店内へ出ていった。
私は、どうしてもミクのHPが気になって仕方なかった。
ミクは鞄をロッカーに入れず、机の上に置きっぱなしにしている。
そしてその鞄の中に、携帯電話も入っているのだ。
まるで見てもいいですよ、とでも言っているようだ。
ここには、私しか居ない。
見てもバレない。
少し手を伸ばせば、彼女の鞄がある。
最初のコメントを投稿しよう!