第一章

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暗い 暗い 夜の海から たった1人の少女が たった1人のあなたに ただ気づいてほしくて 恋の歌を歌った。 でも あなたは 少女ではなく 別の子に 恋をして 悲しい少女は 溢れる涙を海へかえす。 もう 歌うことさえできなくて。 あなたに伝わることもなくて。 どうしてどうして 私じゃないの。 気づいてくれないあなたを どうか私の手で。image=285626294.jpg
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