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「別にお前の命など欲しくはないから心配する必要はない」
「えっ心の中を…読んだ!?」
「……残念ながらハズレだ、全部口に出ていたからな。俺はお前達の言葉で言う所の悪魔だ」
「悪魔!?
嘘でしょ…
悪魔がなんでこんな所にいんのよ
私何にも罰が当たるような事なんてしてないわよ!?
そりゃヘソクリでこっそり靴は買ったけど…
乱暴にサッシをしめて曲げちゃった事を旦那には内緒にしてるけど…
けどそれぐらいで悪魔がくる程の悪い事なんてしてないし!!」
「……女、二度めの忠告だ。次に口を開いたら二度と開かなくするぞ」
「ごっごめんなさい」
優子は自由になった口を慌てて抑えた。
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