嫉妬と失恋と揺らぐ瞳

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多国籍料理を提供するその店は、アジアンテイストのお洒落な雰囲気を漂わせ、そこに来店する客層も皆それなりに見栄えのいい者が集まっている。 優の真向かいに座ったお姉様もご多分にもれず、綺麗に髪を巻き上げバサバサと音がするんじゃないかと思う程長い睫毛で笑顔を振り撒いていた。 「優君ってナチュラルでいいよね」 悪魔によってイケメンに変身した優は、彼女達の目には着飾らなくても爽やかなイケメンに写るらしかった。
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