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「優さんも振られる事あんだね」
面白そうに覗き込む淳にムッとする
「どーいう意味だよそれ」
「いやだってモテるだろ？その顔だし
うちのゼミの女からもよく名前上がってたし」
「お前の周辺まで感知してないから知らないし
だいたいモテるっつぅならお前こそ、熱烈なキスされてたじゃんか」
お返しとばかりに例の件を厭味まじりに言ってやる
「あーあれ
ダチの彼女が酔っ払いすぎてダチと俺を間違えただけだから。
男子便所でゲーゲーやってた奴いただろ？」
そう言われて記憶の糸をたぐり寄せてみる
そういや個室がしまってて、中からもどしてるような音がして同情した覚えが…
「それがダチ。
もしかして気にしてたとか？」
図星なだけに、目を合わせる事ができないまま「別に」とごまかしてみたが淳は容赦なく追求をした。
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