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「や、やだっ…澤…田」
「優、何?言って
好きなようにしてやるから」
「……っ、お前、意地が悪…い……ああ!」
人間はつくづく快楽には弱い生き物らしい
こんな事を続けても、淳に抱いてしまった複雑な想いは消えないし、澤田の胸にい続ける想い人への傷を癒せる事もできない
分かっているはずなのに、身体を重ね続ける事を止める事は出来なかった。
季節は夏も終わりに差し掛かっていた。
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