記憶のカケラ

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少し垂れた目元を和らげた淳は、ベッド脇に腰を下ろすと優の頭を撫でた。 「よく頑張ったな 原稿は速達で頼んできたから安心しろよ」 「…うん、ありがと」 柔らかくて甘い仕種に顔が赤くなっていくのを止める事が出来なかった。
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