記憶のカケラ

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「やめっ!!淳やだっ やだ放せ」 「放さない、お前俺が好きだろーが 何で認めないんだよ、身体で分からせてやるから抵抗すんな」 脱がせられた身体に濡れた音が響いた。 澤田によって開花させられたその身体は男を拒まない。 乱暴にあばかれてもすぐに快感を拾い始め、疼きを覚える自身にかぶりを振った。 「やめ……ん、淳やだ」 「嘘つくな こんなになって辞めたら辛いのは優だろ」 ただでさえ快楽に弱い優が好きな人に触れられ、感じないはずがなかった。 濡れた体液を掬った指を後ろに宛てられ、何の躊躇もなく潜り込ませた淳に竦み上がる。 嘘……っ いくら好きでもノーマルな淳が男のそんな場所を躊躇する事もなく愛撫するなんて 「あっ!そこ…触る…な」 ひくついたそこを蹂躙しながら抵抗する力の抜けた優を更に征服する 優子の時はこんなに激しく求められた事なんてなかった。 言動はSなところのある淳だが、セックスはいつも穏やかで優しかった。こんなに恥ずかしい格好を強いる事も卑猥な言葉をかけられる事もなかった。 淳………淳…… ホントは嫌いで別離した訳じゃなかった 忙しい淳に構って欲しくて、寂しくて。 こんな形じゃなくてもう一度女として抱かれたいよ 私、ホントに馬鹿だ 淳 .
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