†序幕†

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彼の歩く先に、光が見えた 洞窟の出口 彼の・・・決意の先へと続く道 彼はそこに向かい、ただ歩き続ける やがて・・・彼は小さく、言葉をこぼした 誰に聞かせるでもなく、自分に言い聞かせるためでもなく ただ・・・自然と出た言葉 それはきっとこれから先・・・彼が答えを見つけた時のために、零れ落ちた言葉 彼は・・・少しだけ笑みを浮かべ、片手をあげる
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