愛を食いちぎって。覚悟を決めたって。

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あんあんと喘ぎながら、私は思うのです。 もし挿入されたまま。結合部分が離れなくなったら私達は一つの物体になって。真様は他の女のとこには行かないし。私は心配しなくていいし。けどそんな事は気持ち悪い夢のまた夢でしかなくて。そう考えたらまた虚しくなったのでした。どうにか繋ぎ止めておく方法はないだろうか。監禁?監禁かぁ。監禁もいいな。けどやつれていく真様は見たくないし。逃げられたら厭だな。殺そうか?殺したら綺麗なままの真様。食べたら私の体の一部になるし。私と一つになれるし。私から離れないし。もう殺すしかないと思うけども、私は戸惑いました。 此処まで他人に執着する自分に。 此はどうしたものかとも思いました。 思っている最中も上手く喘いでいたので気付かれませんでした。 気付いてみればフィニッシュが近いです。 生なので、少し抵抗がありましたが真様のものなら構わない。 そう考えると妊娠も悪くないなと思えました。 中に出されましたが、それでも良かったのです。 赤ちゃんがもし出来ても真様の麗しいDNAを受け継いでいるのですから。 嗚呼。私は狂っている。 気狂いである。 愛に溺れている。 変わった。私は昔とだいぶ変わった。
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