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カランカラン…
店先の扉、来客を知らせる鈴の音が鳴る。
黒「ちぃ~す」
赤「おう!」
橙「おはようございます」
と明るく入って来たのは、
この店の支配人兼オーナーの横山。
黒「今日は、六時から常連の今井様の予約があるからしっかりやってや~以上」
と告げると、店の中でも一番広いテーブル席のソファに腰を降ろして、
ゲームをはじめよった。
おいおい…
昨日、イヤ今日か…
明け方までそのゲームやっとったやないか自分。
まだやるのか?
黒「あ~っ‼‼‼死んだ‼‼‼」
と絶叫するヨコ。
紫「…自分がしねや…」
と小声で呟く。
勿論、冗談やけど眼は笑ってはおらんかった。
黒「雛っ!なんかいうたか?」
紫「いや、別にな。さぁ~て、仕込みや仕込み!」
赤「(コソコソ)雛…マジやったぞ」
橙「(コソコソ)今にも人を殺しそうな眼してましたけど…普段あんなに綺麗な目しとるのに…」
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