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『スポーツとかって初心が大事っていうじゃない?だから私にとってもよしとにとってもここが初心を思い出せる場所だから』
みゆきは校庭の10年前とかわらない
大きな桜の木をみていた
せみの声は相変わらずにぎやかである
『私よしとにかってほしい,マネジャーとしてでもあるけどアベックとして』
アベックそんな言葉をいえばまた私達の初心を思い出してくれると思っていた
『死語だろ,アベック』
またそれをよしとも感じていた
『勿論勝つよ.お前のためにもな
ま得点王にでもなってな.そんでみゆきが俺の彼女になったことを報告してやるよ』
よしとの自信はすごかった
そして抱擁して軽くキスをした二人はまるで誓いをたてたかのように神聖にみえた
試合はついに翌日に迫っていた.
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