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あの、鉄っぽい金属に白いペンキが塗ってあるどこにでもあるフェンス。それは防御壁。
確かに錆びてた覚えはある。ペンキが剥がれて赤茶色のギザギザが見えていた。
ちゃんと整備しとかないと事故に繋がるぞーとか、さっき一瞬思ったよ。
でもまさかそんな!?
嘘嘘嘘馬鹿な、ありえねえ!?
落・ち・る・!?
我ながら情けない悲鳴を挙げながら、俺は意識が遠くなるってのを初めて知った。
こんな変な一日が最後なんてアリかよ!?
……最笑はなぜ泣いてたのかなあ。
明日は、元に戻ってたらいいけど。
あっ……気絶する。
あれかな。人生が走馬灯の様に……って言うのを見れるのかな。
ワーーーーーーーーーーー!!
オオオオオオオオオオオオーーーーー!!
……何だこの違和感わ(汗)
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