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「今日はもう既に知ってる奴も居ると思うが何とこのクラスに転校生がきてるぞ~♪」
俺はそのゴリの言葉で哲也との会話を止め体全体をゴリの方に向けた。もちろん俺だけではなくクラス中の皆が会話を止め体を向けはじめた。
すると教室のドアがゆっくりと開いた…
その瞬間、俺は、夢の世界にでも居るのではないかと錯覚してしまっていた、俺だけではないと思う。
クラス中の皆がおもむろに隣りの席の奴のホッペをつねったり、一部の男子生徒は完全に北斗の拳に出て来るラ○ウばりに昇天していた。
もちろん俺は散々、タケシに殴ってもらい、顔を腫らし、夢でない事が分かり、完璧に天に還っていた。
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