♪~始まり~♪

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でも今回は聞けそうにない…。 何故かというと……遅刻しそうだからだ!! 今回は自分のせい…泣く泣く今日は《倉持結衣》の曲を聞くのは諦め、タケシと学校まで、陸上選手のボ○トに勝つのではないかと周りの人に錯覚させるぐらいのスピードで学校に向かった。 するとタケシが全速力で学校に向かってる途中の俺に質問をしてきた。 「なぁ~、裕也。」 『何だよ?喋ってる暇があるんだったら、もっと早く走れ!あと100㍍で学校だ!』 俺は目の前に見える学校を見据えたまま、息を切らせながらタケシに言った。 「もう歌…歌わないのか…?」 タケシが質問した時に二人は遅刻ギリギリで学校の校舎に入った。
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