奇跡

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少し開いたカーテンの隙間から入ってくる日差しが眩しくて目が覚めました。 久しぶりに熟睡したお陰かとてもいい目覚めです。 ゆっくり起き上がるといつものソファーではない事に気付きました。 大きい鏡、シンプルな机にノートパソコン。壁にや洋服がかかっていて大きいポスターが貼られている。 「あれ?」 目をこすり、もう一度見回しました。 変わりません。 ジェジュンの部屋でした。 どうしてジェジュンの部屋で眠っていたのか分かりません。 前日の事を思い出しました。 深夜、眠れない私に気遣いジェジュンが隣にいてくれて、そしていつの間にか眠ってしまい・・・。 まかさと思い、一人で右往左往しました。 思わず着ている服を確認。昨日のままです。 自分に呆れ一人で大声で笑いました。 ありませんね。彼らに変な事をされるなんて・・・。 「あ・・・。」 突然、ジュンスのキスとジェジュンの額のキスを思い出しました。 単純な私はすぐ顔が熱くなりました。 変な事・・・。されてました・・・。しかも2人に。 瞬く間にパニックに陥った私はすぐさまジェジュンの部屋から飛び出しました。 一人でリビングをぐるぐる回る私。 一向におちつきません。
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